2022年4月、大阪梅田駅は大改装工事中、大阪神ビルは解体、建て直しが完了し、大阪梅田ツインタワーズサウスの中に阪神百貨店がグランドオープンします。
ここでは2002年の、まだ駅名は阪神梅田駅で、昔の阪神百貨店があった頃記述したものです。
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阪神梅田駅は大阪梅田地下にある駅です。
ここでは2002年の、まだ駅名は阪神梅田駅で、昔の阪神百貨店があった頃記述したものです。
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阪神梅田駅は大阪梅田地下にある駅です。
1939年(昭和14年)に完成した、当時東洋一の地下駅で、4線5ホームが並ぶ阪神電車のターミナルです。開業時は出入橋駅が起点でしたが、すぐに梅田 まで伸延しました。当時から大阪市内の急曲線は阪神カーブ式会社と揶揄されるくらい(この例え話は最近のようですが)阪神電車を苦しめてきました。線形を 改善した「急行線」を増設することを想定して、複々線に対応する巨大ターミナルを、地下に建設したのです。戦前のターミナル駅が今も使われている例は他に ないのではないでしょうか。
ここにお見せする写真は2002年4月30日、10月27日に撮影したものです。
阪神梅田駅は阪神百貨店地下二階に直結している。このビルは「大阪神ビル」。2002年4月30日の姿。

2002年に外装を更新、新築同様?に。(2002.10。27)

(2002.10.27)


阪急百貨店(2002.10.27)


地下鉄御堂筋線改札側から見た地下駅入り口。広大なホールだが柱が多い。1980年頃まではもっと薄暗く、床もコンクリート打ちっ 放しだった。この柱に新聞売りや靴磨きなどが多数店を出して、雑多な感じがした。戦後の雰囲気を色濃く残していた。

ここ地下一階から階段を下りて改札口へ。左右は阪神百貨店の食料品売り場である。買い物客には大変便利で、しかも、百貨店規模の割 には、食料品売り場は大変充実しており、賑わっている。
ちなみに6階にはタイガースショップがあり、タイガースの成績さえ良ければこちらも大変賑わっている。

階段を下りると自動改札が並ぶ。東側の北新地も改札が並ぶが、やはり正面口はここ。(2002.10)


阪神タイガースが優勝した時には派手に装飾されます。2003年9月16日の写真。

4番線に到着した各駅停車。福島付近地下化以前は、1番線が各停用だったが、構内配線変更によると思われる番線変更になった。
車止め前方にはご覧のように彫刻が配されている。中央は水飲み場である。最近ではこのようなものを見ることもなくなったが、開業当時の写真にもこの位置に水飲み場がある。

3番線の車止め前方は昔から新聞売り場である。改札前に二カ所も売店があるというのに。でも一番よく売れる場所なのかもしれない。


売店を正面から見ると、後に電車が見えて奇妙な光景。売れるのはやはり阪神勝利のスポーツ新聞か。ちなみに関西ではどのスポーツ紙 も大抵阪神タイガースが一面。

阪神タイガースがリーグ優勝した2003年9月16日の光景。

2番線の突端は4番線と同じ彫刻花壇と水飲み場。

3番線に入線する急行。
地下駅なので構内配線はよく見えないが、阪神の頻発運転を実現する工夫されたものです。福島駅地下化の際、配線変更が行われている そうです。以前の戦前のすすけた地下隧道から最新シールド工法のトンネルに変わった。てっきりホームも長大編成に対応すると思われたが、変わっていませ ん。現状では6両編成が限度です。

4番線に入線する普通電車。方向幕はすでに折り返し後の高速神戸になっています。


ジェットカー発進!
