2024年06月
世田谷線梅雨時 (2024年6月)
梅雨になって(この年は関東の梅雨入りは数日前でしたが)東急世田谷線沿線の紫陽花を期待していきました。実際にはあじさいはほぼ終わっていました。紫陽花の種類が違うのか東京が異常に暑いのかわかりませんが。
それでも梅雨時、夏の花がありました。
小田急豪徳寺駅で降りて、世田谷線の山下駅から松原駅方向に歩きました。
ある日、この地を通りかかった鷹狩り帰りの殿様が、お寺の門前にいた猫に手招きされ、立ち寄ることに。寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめました。雷雨を避けられた上に、和尚との話も楽しめた殿様は、その幸運にいたく感動したそうです。それが彦根藩主の井伊直孝でした。豪德寺は、直孝に支援され、寛永10年(1633年)に再興しました。