南武線は川崎ー立川間の路線で主に神奈川県川崎市を走る通勤路線です。
1927年(昭和2年)私鉄、南武鉄道として開業し、1944年に国有化されています。そもそも多摩川の砂利運搬を目的としていましたが、設立時資金難で浅野財閥(浅野セメント、現太平洋セメント)が筆頭株主になりました。セメント原料である石灰石を奥多摩青梅から浅野が造成した鶴見の埋立地まで運搬できることを狙ったもので、青梅鉄道や鶴見臨港鉄道など浅野系の鉄道会社の一角になりました。
今みられる路線もその面影を多く残しています。

1981年3月はまだ国鉄の頃、17m旧型国電が廃止になるので足を運んだようです。
川崎から一駅、尻手駅から支線が分かれます。南武線の101系と電気機関車ED16?が見えます。

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浜川崎支線の旧型国電、クハ16+クモハ11。
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同じ場所から2023年10月撮影。
205系に変わりE127系が導入されたというので見に行きました。
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尻手駅で折り返し。
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現在も同じくここで折り返します。
E127系は新造車ではなく新潟からの転籍です。首都圏に地方からの転籍は珍しいので話題になりましたが、VVVF制御の省エネです。
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反対側の終点は浜川崎駅。わずか4.1kmの路線長。

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2023年の浜川崎駅。

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ここから鶴見線の浜川崎駅に乗り換えできますが、道を隔てた反対側です。Suicaをタッチせずに改札を出ます。

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旅客駅の隣を貨物線は通過して鶴見線と合流します。
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これ以降旧型国電は神奈川県では鶴見線大川支線のクモハ12のみになりました。
旧型国電については筆者は詳しくないので深入りしないことにしておきます。;)
雰囲気だけでも感じてもらえる写真を置いておきます。

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