電車の風景

1999年開設したHP「阪神電車の風景」の書庫としてスタートしました。 阪神以外にもテーマを広げていくため「電車の風景」と変更しました。

カテゴリ:阪神電車の風景 > 甲子園駅

100周年を迎えた阪神甲子園球場。
甲子園駅は1924年当時、臨時駅として開業しましたが1926年に甲子園線開業時に通年営業になったそうです。

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この日は高校野球準決勝で、すでに第二試合が始まっていました。(暑さ対策で午前中に開始)
野球開催時には球場側の降車専用4番線が使われます。そこから球場を見ると直接降車できる階段があります。
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阪神高速に遮られ球場が見えませんがわずかな隙間から甲子園球場の看板が見えます。
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球場の改修によって無くなった蔦が新たに植えられてここまで伸びました。
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球場の周りを巡りました。
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高校野球では以前は外野席は無料開放されていましたが、今では指定席券が必要です。
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この暑さの中、プレーする球児は大変ですが、日頃鍛えていないおじさんが観戦するのも大変です。
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昔から続く甲子園名物「かちわり氷」。これがあると体を冷やせるので助かります。
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5回終了後のクーリングタイムではスコアボードに映像が流れました。アニメ「タッチ」声優、日高のりこさんのナレーションで、筆者の世代にドンピシャです。また写真は筆者が好きだった「プレイボール」の一場面です。
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あまりの暑さと次に移動するために途中で球場を出ました。真夏の甲子園駅です。
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筆者が初めて甲子園球場に行ったのは1970年、神奈川代表の東海大相模が初優勝した時の準決勝でした。翌1971年も初出場初優勝した横浜の桐蔭学園の決勝でした。この時も気温36度(日記に書いたのを覚えています)、夏の暑い中でした。
今回は予定があったとはいえとても1試合見ることはできそうにありませんでした。
歳をとったからもありますが、気温が異様に高いです。
みなさんご自愛ください。

阪神タイガースが優勝しセ・リーグ制覇しました。今シーズンは岡田監督再就任で始まり、春先ダッシュ、8月以降首位をキープ、9月14日の最短優勝になりました。
2008年をはじめ過去何度も目前で優勝を逃してきたため、今年は優勝を「ARE」アレと言い換えて、それが流行ったくらいでしたが、これで”アレ”は封印だそうです。

息子が6月にこの日に旅行で行くことになっていて、この日に優勝になるという幸運に恵まれたので急遽ブログ特派員として写真を提供してもらいました。ありがとう。

甲子園優勝場内一周の光景を見られるというのは阪神ファンとして羨ましい限りです。

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この日の夜、関西のテレビ放送はほぼ全局阪神優勝の特番になっていたそうです。
関東では試合中継すらまともになかったので「虎テレ」ネット中継を見ようとしたらネットがパンクしてました。無料公開されて見ることができましたが。
この熱量の差が大きい。 

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14日中には阪神神戸三宮駅の阪急百貨店にのぼりが掲げられていました。
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翌15日の阪神百貨店は優勝セールが開始。

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すごい行列
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阪神電車も優勝記念プレートが掲示されています。来年の甲子園球場100周年記念の装飾列車です。
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翌日の甲子園駅は閑散としていますが、しっかり優勝の看板になっています。

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9300系
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5001形のみ円形看板
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5700系
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1000系
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5001形は今年全車廃車になる予定です。タイガースの優勝が間に合ってよかった!
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大阪神戸の熱気が伝わってきます。
以上、特派員の写真でした。

前回リーグ優勝の2005年は阪神電車100周年でもありましたが、阪神電気鉄道の株買い占め騒動が起こっており、お祝いムードではなくなってしまいました。この時のヘッドマークは撮影できませんでした。

(訂正)初出ではヘッドマークはなかったと書きましたが、筆者が神戸に行ったのが2005年10月22日、日本シリーズが始まった日ではずされていたのでした。かろうじて残っていた車体側面のステッカーです。
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その前、2003年は1985年以来ということで大いに盛り上がっており、筆者も急遽休暇をとって行きました。 日本シリーズはダメでしたが今回並に盛り上がっていました。
その時の阪神電車の写真を以下に掲げます。 

今はなき8801形 
臨時ノンストップ特急の二枚看板 

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今では懐かしい旧塗装の8000系
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すでに新塗装も始まっていました。
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これもすでに無い5131形と2000系
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まだまだ元気だった5001形
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5500系はまだ旧塗装。これも今では懐かしい。
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夕闇に魚崎駅から梅田方向へ下る9300系。ここは高架化が終わって光景が変わっています。
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梅田駅の3番線端には今はなき新聞売り場。梅田駅も工事が進行しています。
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こうしてみると20年経過して阪神電車も変化していますね。


2000年5月、阪神電車甲子園駅で8801-8901形に出会いました。

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8801-8901形は3801-3901形を編成替えしてできた形式でした。
1970年代赤胴車の完成形 として筆者の好きなデザインでしたが、なんば線開通間近の2009年2月廃車になりました。

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鳴尾方向もまだ地平線です。
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この写真は山陽姫路駅です。直通特急「大阪ライナー」で姫路に行きました。
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2003年、阪神セ・リーグ優勝時の阪神電車です。
この日、甲子園球場へナイターを見に行きました。

ダブルヘッドマークの8901形。これは貴重でした。
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日本シリーズの相手はダイエーホークスでしたが。。。この頃の甲子園では地元スーパーのダイエーがあり、中では阪神タイガース応援セールをやっていました。
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この日はセ・リーグ消化試合の阪神ー広島戦でした。結果は、覚えていません;)。
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阪神が負けたのかな、阪神ファンは混雑する前に電車に乗ろうと甲子園駅へ急ぎます。
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2000系もダブルヘッドマークになりました。
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2021年8月10日、2年ぶりの夏の高校野球甲子園大会が始まりました。

1985年この年も暑い夏でした。
 淀川鉄橋を渡る高校野球ヘッドマーク付き特急。
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魚崎駅にて
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懐かしい甲子園駅です。
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試合が終わり乗客が殺到しました。
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親戚回りを兼ねて、また神戸へ行ってきました。といってもタイガースの試合を見に行ったわけではないので、当日チケットがあれば見たいなとも思ったのは事実ですが;)、基本、甲子園に行く予定はなかったのですが、なぜか試合のない日に甲子園球場によってきました。
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昨年の甲子園球場100周年に続いて、阪神タイガースが80周年ということで、装飾が行われています。
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甲子園歴史館がお目当てで立ち寄りました。ここは以前もあったのですが、甲子園球場がリニューアルされた際に、大規模に整備され、有料になりました;)。
展示は阪神タイガース関係は、以前の1985年優勝どまりと違い、2003年以降のリーグ優勝なども整備され、さらに80周年記念企画展も行われています。また、高校野球の展示もこちらも100周年ということで、過去の優勝校のユニフォームや優勝旗も展示されています。
しかし、この中は写真撮影は許可されていますが、ブログ等での公開は禁止されています。ぜひ行って見てみましょうね;)。
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この歴史館の入場券を購入しようと窓口に行くと、「ツアー」の案内があって聞いてみると、「甲子園スタジアムツアー」というのがあるそうで、あと10分で開始ですと言います。なんでもダッグアウトにも入れるというので、申し込んでみました。

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20~30人ほど集まって、ツアーが始まりました。
まず三塁側のブルペンです。

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甲子園球場は改修時も取り壊してはいないので、100年前と同じ構造です。窓に時代を感じますね。ちなみにこの場所は昔、温水プールだったということです。甲子園球場は当初は野球場ではなく大運動場だったのでいろいろな設備があったのですね。

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三塁側ベンチです。ベンチの座り心地はクッションがあって良かったです。

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前の試合の選手名を書いたホワイトボードが残っていました。

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グラウンドレベルで球場を見られるのは野球選手だけですので、感激です。筆者は昔、高校野球地区予選で保土ヶ谷球場に入ったことがありますが、補欠だったので試合は出なくても試合前練習でグラウンドからみるスタンドは大きく見えました。それ以来ですが、やはり甲子園球場は格別です。

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ロッカールームにも入れました。ビジター球団用ですが、個人用のスペースに椅子があります。座る順番はベンチに近い方からベテラン選手が座るそうです。やはり運動部系のしきたりですね。ちなみに阪神はホームなのでレストハウスに専用ロッカーがあるそうです。

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ツアーはここまで。歴史館の先に、バックスクリーンにある展望台があります。

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バックスクリーンを見えげてみました。

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こんなふうに、試合観戦ではなく、球場を見学するのも、なかなか楽しいですね。長年行っていたのにこんなツアーがあるとは知りませんでした。ツアーは高校野球シーズンを除いて毎日行われているそうですが、ネットで確認してください。いろいろなコースがあります。ネットから予約ができますが、今回のように当日いきなりでも入れます。人数制限がつくほど人は集まっていないのでしょうか。

阪神甲子園駅もリニューアル工事が進んでおり、なぜかドーム型になっています。

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阪神電車の急行色はオレンジ色なので一部ファンからは、なぜG色なんだ、と揶揄されています。
今年80周年記念のタイガース電車が走っています。真っ黄色で、美的にはどうでしょう、やはり、この色は電車には向きませんね。でも派手派手なのは大阪人好みかもしれません。神戸人には合いませんが。

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阪神甲子園球場は2014年に90周年で、球場の大規模改修が終わり、外壁のツタがいまのところ無くなってしまいました。これからまたツタが伸びるまで何年かかかるでしょう。ここでは2004年、80周年の甲子園をお伝えします。


80周年を迎えた阪神甲子園球場を紹介します。
2004年、阪神タイガースは苦戦していますが、甲子園球場は80周年。タイガース誕生以前にすでに建設されていました。
阪神沿線で最も有名な場所、と言っても過言ではないでしょう。

野球の聖地、甲子園球場は、阪神電車、甲子園駅で降りる。
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2004年7月に訪れた甲子園球場。まず改札からメインゲートへ向かうと「夢をつないで80年」の文字が。  
甲子園駅と球場の間には高架道路がはしっていて視界が遮られるが、白砂を歩いてゆく道は変わらない。
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甲子園球場と言えば、外壁のツタが有名。もとは安上がりの外装と思って植えたそうだが、今では重厚な風格さえ漂う。 
新球場の計画もあるが、ツタは採用されるそうだ。
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歴史の一環、日米野球のベーブルースのレリーフ。

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もともと甲子園球場は中等(現:高校)野球全国大会の開催場として誕生したので、 職業野球の方があとから使用するようになった。球団の歴史として発足当初の球団が存続しているのは、読売、近鉄(歴史は浅いが)(<2004年当時)くらいで、まさしく伝統の 球団。球場内には歴史博物館がある。
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レリーフには歴代監督や名選手の名が。景浦、藤本の戦前からの名選手から、最新のは野村元監督;)星野前監督のはどこ かにあったのか、見つからなかった。
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江夏、田淵もいろいろあったが阪神の歴史に名を刻んだ選手として展示。 
掛布、バースはどうだったかな。1985年以降の展示はまだ雑然としている。2003年のセントラルリーグ優勝が最新の展示物。
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現在の球場レイアウトが上。下は建設当時の姿。有名な内野席の大屋根は、当初「鉄傘(てつさん)」と呼ばれアルプススタンドにまで 及ぶ大きなものだったが、戦時供出で無くなった。戦後、アルミ板で再建され「銀傘」と言うようになった。
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歴史を物語る通用門表記。
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この前年、2003年は阪神タイガースがセ・リーグ優勝した。
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大活躍した金本選手。
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風船あげも虚しくこの試合は敗戦。
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阪神電車は、試合が終わるのを見計らって、臨時電車を運転。
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優勝記念ヘッドマークと臨時特急マークのダブル。
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2004年、甲子園球場が80周年のときに訪れた時の記録です。


今や、阪神電鉄で唯一の存在となった、二段架線柱の残る区間を歩いてみました。
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甲子園駅は武庫川の支流を埋め立てたところに球場を建設し、臨時停留所を常設の駅に格上げされた。かつては路面電車の阪神甲子園線 がガード下を走る接続駅だった。右側の写真の中で売店の前に立つ鉄柱がその架線柱のなごりだ。 

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左の写真は球場側の改札であるが、前にダイエーがある。2003日本シリーズ前にはホークスの応援歌を流し、タイガースの応援グッ ズを売っていた。その隣には近鉄系の「都ホテル」だったが今は「ノボテル甲子園」となって系列が変わってしまった。

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山側から見たホームには甲子園球場と同じツタが巻きついていた。
 
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ホームの下はがっちりした支柱で支えられている。
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地平区間から一気に高架駅へ登る構図は甲子園駅ホームから狙った写真が昔から定番で、昔は大きな松の木が残っていた。 
また、古い写真には土手を上った線路脇から撮った写真も見られるが、現在は写真のようにフェンスで囲われているので撮影できない。
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甲子園80周年記念の5500特別塗装。
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鳴尾方面に向かうと地上に降りて地平区間になる。
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住宅地の雰囲気は、甲子園球場のすぐそばとは思えないくらい静か。
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八幡神社の参道の直前に阪神の線路がある。古くからある神社で、この参道を迂回するように阪神電車はS字カーブを描いている。
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鳥居 を通して電車が見られる。鎌倉の江ノ電などのように路面電車風の鉄道なら似たような風景が見られるが、都市間高速鉄道では珍しい光景だ。
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鳴尾駅横の変電所(跡?)。
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かなり古い建物のようだ。震災前には西宮駅前に煉瓦造りの変電所があったのだが震災で倒壊してしまい、阪神間では尼崎変電所跡とこ こが残っているだけだ。

数年前までは写真の本線上の架線柱へ変電所から太い送電
線が通じていたと思うが、今はそれもなく、機能は停止したようだ。
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鳴尾駅は武庫川女子大付属高校、中学の最寄り駅なので、学生専用改札口がある。夏休み中はこのように閉鎖。
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